労働生理9

呼吸等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 呼吸中枢は延髄にあり、ここからの刺激によって呼吸に関する筋肉は支配されている。

(2) 呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素(炭酸ガス)が血液中に含まれていることが必要である。

(3) 酸素は、赤血球の中に含まれているヘモグロビンと結合して運ばれる。

(4) 呼吸運動は、肺自体が能動的に収縮、弛緩をくり返すことにより行われる。

(5) 吸気とは、胸腔が広がり内圧が低くなるにつれ、鼻腔や気道を経て肺内へ流れ込む空気のことである。

正解は4

肺自体には運動能力がないので、呼吸運動は主として呼吸筋と横隔膜の協調運動によって行われます。