凍傷

凍傷とは、主に0℃以下の寒冷な環境等によって、皮膚等の末梢組織が凍結することによって生じる傷害で、凍傷の程度はふつう4段階に分類されます。
第1度は、赤くはれ、かゆみを生じます。
第2度は、水ぶくれができ、やぶれて化膿したり、ただれたりします。
第3度は、傷が皮下組織にまで達し、組織が壊死します。
第4度は骨や筋肉まで傷がおよび、指や鼻がミイラ化してしまうこともある。
凍傷の手当ては、30~40℃の湯内に入れて、急速に凍結を解除します。急速に温めることにより、組織中の氷の結晶が速やかに溶け、凍結組織の損傷を最小限にくい止めることができます。