関係法令(有害業務)9

酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) くず鉄が積み込まれている船倉内は、酸素濃度が18%以上であれば、酸素欠乏危険場所には該当しない。

(2) 酸素欠乏危険場所で作業を行わせるときは、その日の作業を開始する前に空気中の酸素等の濃度の測定を行わなければならない。

(3) 酸素欠乏危険作業場所で作業を行わせるときは、作業場所に労働者を入場させ、及び退場させる時に、人員を点検しなければならない。

(4) 酸素欠乏危険場所における作業に労働者を就かせるときは、所定の事項について特別の教育を行わなければならない。

(5) 酸素欠乏危険場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。

正解は1

酸素欠乏場所については安全衛生法令別表第6に規定されており、鋼材、くず鉄など空気中の酸素を吸収する物質を入れてあるタンク、船倉、ホッパーそのほかの貯蔵施設の内部は、酸素の濃度にかかわらず、酸素欠乏危険場所とされています。