第一種衛生管理者カテゴリタイトル労働生理

第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理1

血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 赤血球の寿命は、白血球に比べて極めて短く、約3~4日である。

(2) 白血球のうちリンパ球は、主に免疫反応に関与している。

(3) 血液の容積に対する血小板の相対的容積をヘマトクリットという。

(4) 血小板は、体内に侵入してきた細菌その他の異物を取り込み、消化する働きがある。

(5) 血液の凝集反応は、血清中のフィブリンがフィブリノーゲンに変化することによって生じる。



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理2

エネルギー代謝率に関する次のAからDまでの記述について、正しいものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。

A エネルギー代謝率は、作業に要したエネルギー量が基礎代謝量の何倍にあたるかを示す数値である。

B エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表す指標として役立つ。

C エネルギー代謝率で表した作業強度は、性・年齢・体格によって大きな開きがある。

D エネルギー代謝率は、体内で一定時間中に消費される酸素と排出される二酸化炭素(炭酸ガス)との容積比を表している。

(1) A,B

(2) A、C

(3) B、C

(4) B,D

(5) C、D



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理3

筋肉に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 筋肉は、負荷が適当なときに一番仕事量が大きい。

(2) 筋肉が引き上げることのできる物の重さは、筋肉の太さ(筋線維数)に比例する。

(3) 筋肉が物を引き上げる高さは、筋肉の長さ(筋線維の長さ)に比例する。

(4) 筋肉は、収縮しようとする瞬間に一番大きい力をだす。

(5) 筋肉の縮む速さが大きければ大きいほど、仕事の効率は上昇する。



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理4

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 中枢神経は、脳と脊髄え構成され、「末梢神経は、体性神経と自律神経から成る。

(2) 体性神経には、知覚神経と運動神経がある。

(3) 自律神経は、付随筋に分布している。

(4) 脊髄では、運動神経は後角から後根を通じて送り出され、知覚神経は前根を通じて前角に入る。

(5) 大脳皮質の聴覚性言語中枢に障害を受けると、相手の言葉を音として聴くことはできても、その意味を理解することができなくなる。



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理5

内分泌に関する下文中の()内に入れるA、Bの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「筋労作時には、(A)からの(B)の分泌が増加する。」

(1) A 膵臓  B インシュリン

(2) A 膵臓  B アドレナリン

(3) A 副腎髄質  B インシュリン

(4) A 副腎髄質  B アドレナリン

(5) A 副甲状腺  B インシュリン



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理6

健康測定における運動機能検査項目と測定法の次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1) 筋力・・・・・握力

(2) 平衡性・・・・・閉眼片足立ち

(3) 敏しょう性・・・・・全身反応時間

(4) 柔軟性・・・・・上体御こし

(5) 全身持久性・・・・・自転車エルゴメーターによる最大酸素摂取量間接測定法



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理7

肝臓の機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 肝臓は、門脈血に含まれるブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄え、血液中のブドウ糖が不足すると、グリコーゲンをブドウ糖に分解して血液中に送り出す。

(2) 肝細胞から酸性の消化液である胆汁を分泌し、蛋白質を分解する。

(3) 肝臓は、血液凝固物質や血液凝固阻止物質を生成する。

(4) 肝臓には解毒作用がある。

(5) 肝臓は、余分のアミノ酸を分解して尿素にする。



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理8

体温等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 寒冷にばく露されると、皮膚の血管は収縮し、その血流量が減少する。

(2) 産熱は、主に栄養素の酸化燃焼又は分解などの化学的反応によって行われる。

(3) 生体恒常性(ホメオスタシス)とは、体温調節にみられるように、外部環境などが、変化しても身体内部の状態を一定に保つ仕組みをいう。

(4) 体温調節中枢は小脳にある。

(5) 発汗していない状態でも皮膚及び呼吸器から1日約850gの水が蒸発しており、これを不感蒸泄という。



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第一種衛生管理者記事タイトル 労働生理9

呼吸等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 呼吸中枢は延髄にあり、ここからの刺激によって呼吸に関する筋肉は支配されている。

(2) 呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素(炭酸ガス)が血液中に含まれていることが必要である。

(3) 酸素は、赤血球の中に含まれているヘモグロビンと結合して運ばれる。

(4) 呼吸運動は、肺自体が能動的に収縮、弛緩をくり返すことにより行われる。

(5) 吸気とは、胸腔が広がり内圧が低くなるにつれ、鼻腔や気道を経て肺内へ流れ込む空気のことである。



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