第一種衛生管理者カテゴリタイトル労働衛生

第一種衛生管理者記事タイトル 不快指数

不快指数とは温熱指数の一つで、生活上不快をおぼえる度合を数値で表現したものです。アメリカで1950年代末から使われはじめ、日本では61年から使われています。
不快指数が70を越えると人口の一割が不快になり、85を越えると全員が不快になると言われています。不快指数=0.72x(乾球温度+湿球温度)+40.6




第一種衛生管理者記事タイトル 温度

温度とは、寒暖の度合いを数量で表したもので、物質を構成する分子運動のエネルギーの統計値です。温度が高いときに湿度も高ければ、体熱の放散が妨げられるので、蒸し暑い感じが強くなります。温度とは熱エネルギーが自然に移動していく方向を示す指標であるといえます。




第一種衛生管理者記事タイトル 湿度

湿度は、大気に含まれる水蒸気の量や割合を示し、通常は相対湿度を意味します。
空気にふくまれる水蒸気量には、気温によって決まる最大値があり、これを飽和水蒸気量と呼んでいます。温度が高くなっても、水蒸気の量がかわらなければ絶対湿度は変化しないが、相対湿度は低くなります。




第一種衛生管理者記事タイトル 照明

照明は室内などを明るくする方法で窓からの採光による自然照明と、電灯その他による人工照明とがあります。直接照明、間接照明、局部照明、全般照明の4種類に分けることができます。




第一種衛生管理者記事タイトル 採光

自然光を室内にとりいれて明るさをえることを採光といいます。採光による明るさは、窓の大きさや方角、部屋の大きさなどによってちがい、天候や時間帯などによってもかわります。
北向きの窓だと直射日光が入らず、1年を通して平均した明るさを得ることができ、縦に長い窓は、横に長い窓より、多くの光を取り込むことができます。




第一種衛生管理者記事タイトル 彩色

いろどりや物に色をつけることをいいます。暑い作業場は涼しい感じを与える色を使うなど作業内容に適した配色にします。壁や天井は照明の効果を上げるために、白や淡黄色などの明るい色を使い、目より下は眩輝を防ぎ、汚れが目立ちにくい濁色を用います。




第一種衛生管理者記事タイトル 職業病

職業病とは、一定の職業に従事するために、環境の条件や環境の中に存在する物質が原因となっておこる病気で、その職業に従事するすべての労働者がかかる可能性があります。
潜水夫は高気圧下で作業するため、ケイソン病になりやすい。
鍛冶工、鋲打工、製缶工は騒音により難聴になりやすい。
塗料製造、塗装業はベンゼン中毒を起こしやすい。




第一種衛生管理者記事タイトル 鉛中毒

鉛中毒は、重金属の一種である鉛によってひきおこされる中毒で、吸入などにより血液中にとりこまれ、貧血、肝臓などの臓器破壊などによって、顔面が蒼白になったり、前拍伸筋麻痺などの症状を引き起こします。




第一種衛生管理者記事タイトル 一酸化炭素中毒

一酸化炭素はヘモグロビンと結合する力が酸素よりも強いため、血液の酸素が不足し窒息を引き起こす。重症の場合は、意識を失い、死に至ることもある。

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第一種衛生管理者記事タイトル 骨折

外力による骨の断裂、ひびまたは破損をいい、外部からの強い衝撃力が原因で起きる外傷性骨折がほとんどです。骨が完全に折れているものを完全骨折、骨の一部がまだつながっているものを不完全骨折といいます。
骨折の症状
骨折時に折れた音が聞こえることがあり、骨折部位に異常な動きが見られ、摩擦音が聞こえます。
骨折部位に限定した痛みがあり、動かすと痛みはひどくなります。
局部の形が変わり屈曲することがあり、健全な側より短くなることがあります。
皮下骨折では、皮下出血のため紫色に腫れます。
大きな骨折だとショックを起こすことがあります。




第一種衛生管理者記事タイトル 脱臼

脱臼は骨と骨を繋ぐ可動部関節が外れ、骨が正常な位置からずれた状態で、多くは周辺部位の損傷を伴います。顎、膝、肘、肩、指の骨の関節は、ほかの関節よりも脱臼しやすい。




第一種衛生管理者記事タイトル 開放性創傷

外部からの力により生じた皮膚や皮下組織損傷のうち、皮膚が破けたものをいいます。
細菌感染による化膿に注意して、軽症なら消毒ガーゼなどで圧迫し、包帯で固定して、出血を抑えます。動脈性の大出血だと止血の処置が必要です。




第一種衛生管理者記事タイトル 止血法

直接圧迫法
傷口を直接圧迫する止血法で、患部を心臓より高く持ち上げてタオルやガーゼで圧迫します。止血するまで強く圧迫し、その上から包帯で強く巻いて締め付けます。
間接圧迫法
心臓に近い部分の止血点を指で強く押さえる止血法です。
止血帯法
血が吹き出すような大出血のときに用います。患部より心臓に近い部位を布で固く縛り、棒をくくりつけ、その棒を回して患部を締め付け止血します。10~20分おきに止血帯を緩め、長く圧迫しないように注意することが大切です。




第一種衛生管理者記事タイトル 火傷

やけどは、火、熱湯、電気、化学薬品などが原因でおこる身体組織の損傷です。
火傷が体表面積の20%以上になると非常に危険です。
やけどをしたら、局部、全身にかかわらず、まず水で徹底的に冷やします。水疱ができても、つぶしたり軟膏をぬったりしてはいけない。やけどの程度は組織の損傷の深さと広さによって分類され、ひどいやけどの場合は、できるだけはやく病院へ運ぶようにします。




第一種衛生管理者記事タイトル 凍傷

凍傷とは、主に0℃以下の寒冷な環境等によって、皮膚等の末梢組織が凍結することによって生じる傷害で、凍傷の程度はふつう4段階に分類されます。
第1度は、赤くはれ、かゆみを生じます。
第2度は、水ぶくれができ、やぶれて化膿したり、ただれたりします。
第3度は、傷が皮下組織にまで達し、組織が壊死します。
第4度は骨や筋肉まで傷がおよび、指や鼻がミイラ化してしまうこともある。
凍傷の手当ては、30~40℃の湯内に入れて、急速に凍結を解除します。急速に温めることにより、組織中の氷の結晶が速やかに溶け、凍結組織の損傷を最小限にくい止めることができます。